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今日は午後から亡くなった祖父の家に行って来ました。

最後に行ったのが祖父が亡くなった後だったから・・・今日で数年ぶりですかね?
数年で大きく変わってました。

庭の草木は生い茂り鉢を置いてた棚は朽ち果て、家の中は埃に塗れておりました。
先日母の友人が来て、ほしいものを持っていったらしいのでなくなっている家具もありましたが、それにしても変わってました。

でも、変わってない部分も何点か・・・。

カレンダーが、祖父が入院のため家を空けた2004年の10月のまんまなんですよ。
祖父がいつも座っていた場所にはほんとに入院直前にもらったものであろうFAXがあったり、書きっぱなしで放置してあったスケジュール帳があったり、9月の新聞があったり・・・。
時計も、一つ残らず思い思いの時間で止まってるんです。
なんだか主を亡くした家が、いっしょに時間を止めてしまったような寂しい感じでした・・・。

そういう止まった時間を示すものとかね、どこも開けられなくなった錆付いた鍵や、祖父の趣味のものやらが、すっごく「ああ、もう死んじゃったんだよね」って思わせるんですよ。

くっそ・・・泣いてなんかない!!><瞳がウルルンなだけだもん!!

主亡き家はネズミの城だったみたいですww
祖父はネズミと共存してたのか、昔から「この家ネズミ住んでるからなー」って言ってましたが、今日家の物整理してたら・・

カリカリ・・・ごととととっ・・ぱたぱた・・たたっ・・・・(天井裏を走る音)

俺「・・・・・!?」
母「・・・・ネズミ・・・・なんか大きくない?」
俺「・・成長してる?」
母「・・・・・・・・・」
俺「・・・・・・・・・」

がたっ・・ばたばた・・・(俺たちのいる部屋の頭上)

俺「・・!?」
母「!?」
俺「にゃー!」
母「みゃー!」
俺「にゃおーぅ!」

ぱたっ・・・・・・とととと・・・っ(走り去るネズミさん)

猫の鳴きまねの勝利!!
何ぞ?この親子wwwwwww
天上裏のネズミに向かって猫の鳴きまねする親子なんてwwwwww


まぁ、ネズミさんにはすいませんが使えそうなものは漁って持ち帰りました!
今日持ち帰れないものは箱詰めして後日宅配。

祖父の家はもう見納めかもしれないので今日行って来れてよかったです^^



で、題名の「海の向こうの人類より、今目の前の一寸の虫」ですが・・・・今日虫を助けましたw

帰りの電車で、僕と同じ電車に3㎝ぐらいの虫が飛び込んできたんですよ。同じ駅で乗車ですww
硬そうで、長い触角で、飛び回る、そういう近づいてほしくない部類の虫です。

だけどその虫、おにーさんに蹴られ、サラリーマンに指ではじかれ、挙句戸袋に吸い込まれたりしてすごく憐れだったんです・・・・。

思わず目が離せなくなった俺・・・(つ∀`)

電車酔いしたのか、冷房で冷えたのか、その虫はすぐに飛べなくなりました。
でも、よたよたと扉を目指す!歩く!飛ぶ即落下!でも目指す!
駅に着いてドアが開くたびにそっちに向かってひたすら床を進むんです!

もう、健気過ぎる・・・虫・・っ

誰かが近くを通るたび「踏むな踏むな踏むな踏むn(ry」と願う俺。虫が無事下車できることを願う俺。
アホの子ですね・・・www

けど何駅過ぎてもその虫、降りられないんです電車・・・・orz
僕らが乗った駅から、僕らの下車駅まで40分ぐらいはあるんですけど、その40分近くをかけて、虫はただ出口目指してるんです・・・。

・・・・・・もう俺の負けだ。情がわいた・・・。

次が僕らの下車駅、という段階になって、僕は母に荷物全部預けて、「情がわいた」と虫を助ける決意を!

母、苦笑。「一緒に降りんの?」
俺、首肯。「捕まえて降ろしてあげる」

母は笑いながらもティッシュ貸してくれましたよ!いい母^^

俺は電車が停車するころを見計らって、床の虫を捕まえて一緒に下車!→ホームの端っこへ!→途中でティッシュから出てきたよ!馬鹿っ→やはり虫は苦手なのでその場にティッシュ置く→虫、無事脱出!→下車成功!!

虫は下車した後は普通に飛び去っていきました!よかったね!
もうすごく心配した!ひやひやした!!
でもよかったね虫!ちゃんと生きるんだよ!!

いやー、情がわけば虫だって助けてあげられるもんだよww
というか「虫も殺さぬ」人って俺じゃないか?「一寸の虫にも五分の魂」ってこういうのじゃないか?

上月は外国で飢え死にしそうな難民たちをテレビで見ても「ああ、かわいそうに」で済んでしまう非情な人間です。
でも目の前で健気に「外に出たい。外に帰して」アピールをする虫を見ると、虫嫌いなのに助けちゃうぐらい情に傾くんですww
人類よりも虫なのか、俺よwwww/(^0^)\

以前母から踏み潰されたカタツムリの話を聞いたときも可哀相って泣いたことあるwww
でもタイタニック見て笑うwww

ベランダのゼラニウムを食い荒らすからと退治されそうになっていた幼虫を外へ逃がしてやったことあるww
でも、家に出る蜘蛛、イニシャルGは容赦なく殺す滅すwww

何が大事なのかわかんねえよww
命を大切にするとか、情けをかける・・・なのか?そうでもない気がする・・・
ただ、自分に害をなさないものが死ぬのは見たくないんでしょうな。
「一寸の虫にも(ry」・・・うん、そうなのかもしれない・・・。

というか小さきものが見ている世界はどんなものなのだろうとか、人間の近くに来なければ寿命を真っ当できたのに今ここで死んだらどんなに虚しいんだろうとか、人間はなんと恐ろしいんだろう、とか考えてしまう・・・。

自分、変な人\(^O^)/

でもそれで虫を助けなかったら俺、悪いことしたと思いながら帰宅すると思ったんだ・・。
我ながら後悔しない選択をした!それだけ!

でも、何か・・すごく奇妙な世界を垣間見た気がする体験でした!
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